お屋敷の貴婦人 そこいらの漢と午後の交際 ~設備屋の災難~

「しゃあ~ないか、女に水道器具の名前を言えという方が無理かもしれんな」
果たして手持ちの道具で間に合うかもわからないが、こればかりは行ってみないことにはどうにもならない。
「まあとにかく行ってみる。 ウチが扱ってる器具じゃなきゃ元栓を止め止水バルブでも付けてくる」
子供の使いのような電話番しかできなかった事務員に、腹は立ったがともかくコトは急ぐというので大した器具も持たず出かけて行った。
電話で聞いた住所に到着してみて果たして・・心配した通り洋館なのだ。
「ほうれみろ、言わんこっちゃない」
洋館の水道器具はおおよそ西洋風と決まっていて真鍮の凝ったバルブは佐藤の会社は扱ってないのだ。
(やれやれだぜ、どうしたもんかのう)
佐藤が玄関口で呼び鈴も押さず突っ立っていると中から突然ドアが開いた。
「あらあ~、急いでって言ったのにやけに遅かったじゃない」
現われたのは歳の頃で言えば40代半ばと思われるご婦人だった。
「いやあ~… なんて言ったらいいか… そのう~恐らく道具が合わないんじゃないかと」
遅れてきた言い訳を道具のせいにする猛。
「見ないうちに合わないなんて今頃の設備屋は言うのね。 呆れたわ」
屁理屈はいいからとにかく見てちょうだいと急かすご婦人の後を渋々ついて室内に入って行った。
ココよと言われドアを開けるとなるほど洋式の浴槽が据え付けてあり小難しい真鍮製の蛇口からぽたりぽたりと水滴が滴っている。
「こいつですかい? 確かに漏れていることに変わりはないが、この手のパッキンは舶来製で取り寄せになりますぜ」
こう言いおいて後ろを振り返ると先ほどのご婦人は上だけシースルーのシャツを着て下はすっぽんぽんのまま工事の見学に来た風な素振りで突っ立ってたのだ。
「どう?あなたが持って来た道具で漏れは止まりそう?」
云うが早いか浴室には不似合いな木製の椅子の上の乗り、これも蛇口をねめつけながら前屈みながらむしろアソコを突き出すようにしラビアを、どうだと言わんばかりに開いて魅せて来た。 なるほど真鍮製の水道の蛇口などまるで問題にならないほどソコは漏れ出し、溢れ出たモノは足首を伝って床に垂れそうになっていた。 それを持って来た道具で塞げというのが顧客の要望のようなのだ。
急げという命令なので猛は現場がバスルームということもありまさかに備え己も衣服を全て脱ぎ物憂げなご婦人に近づいていった。
感謝に電話するに至ったその時分には既にラビアの中にそれ相当の器物がめり込んでいたのだろう。 通常ではありえない形に変化し涎を垂らしつつ脱ぎ終えて反応が始まった猛の愚息を誘ってくる。
持ち込まれた椅子がご婦人がゆったり座るにはあまりに具合が良く無く想えこのままでは危険と感じた猛は仕方なくご婦人の肩口に手を回し躰を支えた。
時間が無いと申し出られたのは事実だったようでご婦人は触れる寸前まで近づいて来た猛の愚息を御自ら御手に取られラビアから溢れ出る蜜を先端に塗り込めようとなさった。
申し訳ないと感じた猛であったがどうすることも出来ず、ただおどおどしつつこれは礼儀であろうからと唇を求めた。
ご婦人の御手を煩わせるのもと猛はご婦人のラビアに向かって自ら腰を使い愚息を這わせたり小突いてみたりした。 こうなって初めてご婦人は厳しいお顔から困惑この上ないお顔になられあられもない声を発せられた。
猛は決して狙ってそういうことが出来る漢ではない。 ではないが、時として狙いすましたような状況に陥る場合もある。 全般的に均すように這わせたり小突いたりしたと思っていたが状況は刻々と変化していたようで視線の先からほんの僅かに外れたモノの陰になっていたような部分を擦り上げている時に迂闊にも落とし穴にはまってしまった。
偶然という言葉が似あうというのはこういったことなのか、漏れていた水滴は猛の愚息の腹の部分が含み切り一時的には奥に押し込めることが出来た。
だが引き抜くとまた溢れ出す。 その都度猛は難儀しつつ奥に押しやらなければならなくなったが当のご婦人は益々意味不明な嬌声を発ししがみついてくるのだ。
このままでは埒が明かないと感じた猛は一度愚息を抜き去り流れ出る水滴をそれ以上床にこぼれないよう啜り摂り体勢を変えるべく奥様に立っていただいた。
相手は全裸である。 見ないようにしようと努めるのだがどうしても目の前に己の躰の線とまるで沿わないでっぱりがあって躰同士がその邪魔なでっぱりでピッタリ添わない。 そのでっぱりを少しでも引っ込まそうと猛は一番尖がってる部分に唇を近づけ啜ってみた。 全身をビクンビクンさせながら引っ込めてくれたのでその隙に先ほどの穴に向かって下方から愚息を添わせぴっちりとこれ以上漏れぬよう栓をした。
座っていたご婦人を立たせ、流れ落ちて来た溜まっていた水滴を舐め採ったのでもう中は空と思われたにもかかわらず型も口径も合わない愚息で塞いだものだから微妙な調整を始めるとまた溢れ出し猛を困惑させた。
おまけにこの方法だとご婦人の土手と猛の土手がぶつかり合いご婦人のラビアに余計なショックを与えてしまう。
調整速度を増したのでその摩擦でご婦人の穴の中は乾いてくれると思いきやその真逆で愚息の下方にある袋の窪みにまで水滴が流れ落ち溜まって来たのだ。 工事人はこの時も穴塞ぎに四苦八苦した。 腰の位置を精一杯下に下げ真下から栓をするようにした。 もちろん邪魔な一方の太股を抱え上げてである。 浴室の鏡に映し隙間具合を確認したがご婦人に言われるまでもなく何とはなしに今度こそぴっしりと塞がっているようなのだ。
だが当面塞がったと思った穴は時間と共に広がってしまっていた。 工事人の愚息が思ったように腫れ上がらないにもかかわらず力任せに掻き回すものだからご婦人の穴の周辺がトロトロになり寸法差と言おうか緩んでしまったからだ。
ご婦人の御身体に空いた穴は愚息の影響を受け益々広がる一方なのだ。 工事人のメンツにかかわると感じた猛はご婦人に申し出て再度体勢を変えさせてもらい四つん這いになってもらって背後から栓をし流れを止めようとした。
そのような愚劣な真似をとお怒りになるかと思ったが意外と素直に猛に向かって掲げてくれた。 感謝の念を抱きながら猛は3度穴の部分に顔を埋め舐めあげ穴を塞ぎにかかった。
その時点で初めて猛はこのバスルームの入り口付近に小さなカメラが据え置かれ証拠写真を撮られていることに気づいた。 どうやら仕掛けたのはご婦人のようで恥ずかしそうにしながらも設備屋がどの程度の工具や器具を持ってきて穴埋めをやるのか、その決定的瞬間を写し取りたがっておられたようなのだ。
工事人にとっては厳しい現場となったが時間ぎりぎりになってどうやら穴が埋まったようで許してもらうことが出来、午後4時近くなって慌ただしく追い返された。
その直後に高級車が庭先に滑り込んで来た。 工事に失敗でもすればあわや大惨事になる所だったようなのだ。 結局猛は御代を頂くのも忘れ慌てふためきお屋敷を後にした。
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