家を捨て旦那も家族も捨て漢の元に走った… つもりの妻女
漢の元に辿り着きさえすれば抱いてもらえ、囲ってもらえるものと思い詰めていた。 対する漢は女をその気にさせ旦那と別れさせるのが快楽の頂上なら抱くと言うのは下から二番目、ましてや囲うと言うのは論外。
しかし思い込み過ぎて加熱・沸騰してしまった女はまっしぐらに漢が待ってくれているであろう場所へと… ではない。 強請が十八番の旦那の目をかいくぐる為様々な場所に寄り道し最終的には ”であろう場所” を目指した。
だが漢が妻子が住まう場所を本気で教えるわけがない。 第一別れる気など毛頭無いし職をなげうってまで他人様が使い込んだオ〇ンコに心血を注ごうなんて思う筈がない。
その女にしても酒手にも事欠くような生活をしていて夜逃げ (駆け落ちではない) の資金などあろうはずがない。 それを亭主に捉まらないようあちこち寄り道したものだから運賃どころか食っていくお金にも事欠くようになる。
とどのつまり飢えてたこともあってそこいらの漢に味見してもらわなければならない羽目になったのだ。
その第一歩からして漢らとはやることが違う。 文無しのくせに素知らぬ顔をして縄暖簾をくぐった。 まるで情報も無いまま… ではないところが如何にもしたたかだが。
そう、かつて噂が立ったことのある縄暖簾をくぐったのだ。 店に入る前に入店する客に目星をつけている。 入るやいなや目星をつけた漢の隣に座り親しげに話しかけた。
漢だって満更この店の本来の姿を知らないわけではない。 ひょっとしたらまさかがあるのではなかろうかと妻子を置いて独りで呑みに出て来ている。 そこに妖しげな女が登場したのだ。 しかもその女はこれといって二階を要求したわけではない。 腹が朽ちるまで飲み食いさせてもらえばの雰囲気が見え見えなのだ。
財布のひもが緩まないわけがない。 漢は散々呑んだふりしてやんわりと二階に誘った。 女も飲み食いに満足すれば次はお宝、なんやかやと言い訳がましい口上を並べ立て、結局連れ立って二階に上がった。
表向き一階は椅子席で二階は座敷風を装ってる縄暖簾。 酒・肴を盆に載せて持っては来ても座敷には敷布団ではなく座布団しか置いてない。
漢からすればその座布団に女を座らせることが出来たなら合意というのがこれらの店の習わし、それとなくではあっても心中懸命に進めた。
座ろうか座るまいか、女の方も武器をちらつかせ しかしここぞという時になると話しをはぐらかす。 いよいよ焦った漢は野球拳よろしくゲームを始めてしまう。 これなら負けても勝っても所詮そこは漢と女、飢えているからには手を伸ばさないわけにはいかなくなる。
女は例によって例の如く色気とは無関係のモノから脱いでいったが、どだい着ているものの数からして漢の方が少ない。 あっという間に漢はズボンどころかパンツまで脱ぐ羽目になる。
だが、呑んだフリし女の襟元から覗く膨らみばかり眺めていた漢の持ち物は女にとって意識せずにはおれない状態になってしまっていた。
じゃんけんに負けた女はいきなり下着をスカートより先に脱いでしまったのだ。
座布団に先に座る羽目になったのはなんと漢の方で、女はスカートを脱がずして漢を跨ぐ形で腰掛けてしまった。
徐々に魅せ、報酬を先に頂いて後に屹立を跨がねばならないのにそれすら忘れ酒に酔ったせいにし漢を押し倒す勢いで乗っかり対面座位で深々と迎え入れてしまった。
ここいらで堕としてやろうと踏ん張る漢を尻目に泣き喚きつつ腰を振った。 だがそこは幼いころより性根が鍛えられており間一髪のところで自ら降りて湯気の立つものを咥え飛沫を呑んでしまった。
運が良いことにこうしたことにより果たして二階で何が行われているか店側も漢も窺い知ることが出来ず、良い思いとロハで飲み食いできてしまったようなのだ。
女の弱点は漢と見れば誰かれ無しに不必要なほど尽くすことにあった。 縄暖簾とは酒がメインで調理は二の次。 それをこの女は漢に良いところを見せたくて頼まれもしないのに帳場に入ってあれこれやり出した。
今さっき楽しませてくれた漢に供されたものは正しく京料理だったのだ。
これには周囲の漢が目の色を変えざるをえなかった。
本来なら相当の謝礼を支払うべき事例なのに謝意を表せられたとあっては通わざるを得ない。
こうしてささやかなお小遣いが貯まるまで女は縄暖簾に居座り漢の相手を務めることになったのである。
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