冬子への虐待に次ぐ虐待
短期間とはいえ都会の水で洗われこれまでとまるで違う人間に生まれ変わった。 都会では三歩隔たれば他人と決まっている。 目の前の人間が何をやろうが我関せず。 冬子はまずそれを覚えた。
覚えるまでは淋しく悲しく、なんでこんな都会に追いやられねばならなかったのかと両親を恨んだ。 だが慣れるに従って都会こそ隠れ忍ぶのに最適な世界と知ることになる。
田舎では何をやらかしてもみっともないだの世間体がだのと言われひたすら我慢させられた。 あそこが痛いだの苦しいだのと口にしても周囲も似たり寄ったりの生活を強いられてるものだからまず不平不満などということを口にしない。
都会でもその点では大差なかったがウソに関しては田舎では大層騒がれるのに比べ都会では親身になって心配してくれないもののそれが嘘であっても口幅ったく非難などしない。 冬子はだから見栄えの良い嘘をつくようになっていったし弱いものを見つけては上手にいびるようになっていった。
そしてそれはある種仲間内で競争のようになっていった。 人気さえ落とさなければ何をやらかしても三歩先行く人は非難を、ましてや避難がましい目をして振り返るなどまずしない。
そこが生まれついて性に合った… わけではなく腹立たしかった。
つい昨日まで友人と思っていた人間が、果たして何処まで信用できるか知れたものじゃないと思うようになっていった。
その果てに人生全てカネと云う思想が冬子の中に芽生えつつあった。 疑念を抱いてよくよく自分なりに調べていくと友人知人がしゃべったり自慢げに教えてくれたことがほぼ全てにおいて嘘で塗り固められ本当なら冬子は批判の対象になっていたにもかかわらず面白おかしくと言おうか素晴らしい人のような言い回しで伝わって来ていたからだ。
一切連絡を絶ったと教えてくれたその人物と実は頻繁に連絡を取り合っていて冬子との連絡はその人物と冬子に対しどういった文言で誤魔化そうかと打ち合わせた、それを事前に作っておいて定時連絡を入れていたのだ。
それに気が付いた冬子はそうと知られぬようやり返した。 物品のやり取りでは明らかに情報量は相手の方が多いのでバレる。 しかし誉めておだてて図に乗らせるのであれば先に言ったもん勝ち。 調子のよいでたらめな情報を掴ませ散財させてやった。
気が付いたころには借金で首も回らないようにだ。 そのうえで借り入れを申し込んで来たなら自分の方が借りたくぐらいだと丁寧に断った。
最後の手段である切りウリが始まった。
そこで止めておけばよいものを調子に乗ってライバルと言おうかその女が嫌いだと抜かした相手の住まいの近くに姿を現しあからさまにせせら笑った。
相手がどういった人物か凡そ見当がついていたにもかかわらずからかった。
冬子は責任感を失った訳ではない。 しかし相手は責任がどうのという生活・良心をもう捨てて久しい。 先にも述べた通り三歩隔たれば他人であることを良いことにストリートで昼日中堂々と漢を使って冬子を襲わせた。
襲われた冬子は行き交う誰かに助けを求めようとした。 しかし彼らの目は如何にも汚らしいものを見てしまったという風に、ある者は蔑み、またある者はざまあみろと言わんばかりにせせら笑った。 冬子の中の何かが音を立てて壊れていった。
連れ込まれた先で冬子は複数の漢によって〇姦された。 衣服を剥ぎ取られ恥ずかしいところを全員が見守る中両足を持たれ広げられ晒された。
複数の漢によって身動きできないよう押さえつけられ、リーダー格と思われる漢がまず恥ずかしいところに顔を埋めて来た。 満更漢を知らないわけでもなかったので冬子はあっという間にオンナにさせられていた。 太股を割られ身動きできないにもかかわらず大きな鎌首をもたげ中に侵入してきた。
隠そうとすればするほど相手は興奮し深く割り入った。 強引であるにもかかわらず何故か反応し始めてしまった。
四つん這いにさせられ背後から貫かれ中を抉られる頃になると思考とは真逆に喘ぎ声が口をついて出た。 漢の持ち物にたっぷりと液をまぶし歓喜に懸命に両足を踏ん張って立ってはいるがその太股が漢の動きに合わせわななき下から突き上げられるとこれに反応し腰が九の字に曲がり悲しいかな意識とは別に締め込もうとする。
こうなると最早順番を待つなどという流暢なことが出来ないのだろう。 凌辱が激しさを増した。 興奮しきったそれを息も絶え絶えの冬子の口に突っ込みしゃぶれと言うのだ。
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