【知佳の美貌録】高原ホテル別版　艶本「知佳」子作り話しが思わぬ方向に進展… ～漢としての焦り～

子作り話しが思わぬ方向に進展… ～漢としての焦り～

　母綾子さんは家を出て行ったきり息子の隆司さんさんとの連絡を一切断ってしまいました。　そこで隆司さん、ひょっとすると母は山岳同好会の正雄さんとか言う人の所に身を寄せているんじゃなかろうかと機会を見ては事務所の周りをうろつくんですが見つかりません。

　それもそのはずで母の綾子さんがフリーになったと知った取り巻き連のひとりが綾子さんに迫ったからです。　
　
　家を出て行かなければならなくなった。　その一瞬だけ綾子さんは暗い気持ちになりましたがものの小一時間彷徨ってるうちに次の漢から声を掛けられついて行ってしまったのです。

　綾子さんは正雄さんによって母であり妻である前にオンナになり切ってしまっていたんです。

　こうなると漢に比べ断然女は強くなります。　猛さんの庇護の元暮らしている時は街を歩いていても物陰に隠れるようにしながら用事を済ませていたものを今では日々違う漢と堂々と並んで歩くようになってしまっていたんです。

　独り者という強みを生かし好みとあらばどんなに歳の差があろうと誘い掛け深い関係に、あたかも漢側が欲情の果て強引に関係を迫ったかの如く装い持ち込んでしまうのです。

　ある日のことその綾子さんから隆司さんに一通のメールが舞い込みました。

　心弾ませ開いたメールに隆司さん、驚愕してしまいました。　そこにはこうなった経緯が綿々と綴られその折に撮られたであろう画像が添付してあったんです。

　文末にはこうも綴られていました。
「隆司、あなたがお母さんの下着を盗み出し部屋に持ち込んでオナッていたことは以前から気付いていました。　お母さん、とてもうれしかった。　成長したあなたの姿をずっと見守ってあげたかった」と

　あまりの衝撃にとても返信する気持ちになどなれませんでしたが、そのことが母綾子さんにとって我が子が自分を素直に受け止めてくれたと映ったのでしょう。　送られてくる画像が最初の頃こそ正雄さんと名乗る漢と山岳同好会でのツーショットであったものが何時しかふたりっきりのドライブシーンになり到着した場所で抱き合うシーンになり、最終的には谷間に入り込み半裸になっての記念写真から結合へと変わっていったのです。

　何枚も何枚もこういった画像がメール文と共に送り付けられるうちに隆司さん、とうとうその画像を観ながら擦ってる画像を送り返してしまっていたのです。

　隆司さんにすれば湧き起る性欲を何としても抑えたく、熟れ切ってしかも欲情しきってる女性のアソコを観ることで興奮を高め放出に至らしめていただけなのですが綾子さんは違いました。

　正雄さんという、自分では思ってもみなかった若い漢にあれほど夢中になって迫られたことで周囲の女に比べ自分には限りない魅力があるんじゃないだろうかと思うようになりご主人との離別を機会に試し始めたのです。

　なるほど独り身になって街を行き交うとそれなりに方々からお声がかかりヒトトキであったりワンナイトであったりと日々とっかえひっかえ交流が持てました。

　そのうち彼女の中にあのような結婚さえしなかったらもっと違う人生を歩めたんじゃなかろうかと、そんな気持ちが込み上げてきたんです。

　そう思うにつけ家に残して来た息子さんの若々しい躰や反り返りが欲しくて堪らなくなってメールを出してしまったという訳だったのです。

　その場限りの漢と言うものは決まってその気になった素人人妻のあられもない姿をカメラに収め悦に入りたがります。　漢が撮り貯めたそれらの画像は必ずと言ってよいほど後になってまた欲しくなった時メールで寄越しますしネットに上げたりします。

　隆司さんに送られてきた画像は彼女が自分のスマホで撮ったものではなくお相手を務めた漢が後々のためにと隠し撮りしたものをあたかも合意で撮ったかのような風な文を添え送り付けていたんです。

　ネットに疎い母ならではの痴態。　だからこそ息子の隆司さんは余計に燃えてしまったんです。　母が未だに理想とする若い漢と関係が持てないから上手くメールで丸め込み、居場所を聞き出して乗り込み自分が母の中で想いを遂げたいとまで思うようになってしまったんです。

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