子作り話しが思わぬ方向に進展… ~松葉崩しの効用~
妻に逃げられてからというのも猛さんの気持ちにも変化が現われ、事息子の隆司さんへの注意を怠らなくなっていて隆司さんは気付いていなかったようなんですが彼のスマホに送られてくる元妻の痴態はことごとく盗み見されていたんです。
ゆく先々で出逢う漢と逢瀬を交わしその様を画像で知らせて来られたものですから猛さんの、長きに渡り忘れていた漢としての機能が怒りも混じり蘇ってきつつあったんです。 そんな折に送られてきた元妻の松葉崩し。 猛さんの中に何かが弾けるのが自分でもわかりました。 元妻の綾子さん同様彼もまた女でありさえすればもう誰でも良くなったんです。
綾子さんのお相手を務める若い漢じゃありませんがそれがたとえ財産目的であっても穴さえあれば良しとしたんです。
厳格すぎる父が身分をかなぐり捨ててSNSに走る。 そこいらの漢などとは桁違いに金銭をバラまき女を釣ろうとしましたが針にすらかかりません。
次にやらかしたのが風俗です。 それもソープというのはあまりに直接的で逃げた女房と差はないとでも思ったのかピンサロに走りました。
寝取られた女房の痴態を見るにつけ、どうしても先に一発ヌイておかねば平常心を取り戻せないからです。 ところがここで更に猛さん、小ばかにされます。 指定席に現れたおばちゃんは猛さんのご意向も聞かず席に立って踊り出しました。 薄暗い部屋でしかもスカートの奥にチラチラ見える彼女の下腹部を覆う小さな布切れは透けてたんです。
思わず手を伸ばしかける猛さん、待ってましたとおばちゃん、互いのアソコを触りあい握りあいしているうちに迂闊にも猛さん、おばちゃんの手の中で暴発させてしまったのです。
ソープの方が安かったんじゃなかろうかと思えるほどの料金を支払い店を、文字通り追い出されました。
ここでやっと半分正気に戻りアルバイト募集の広告を高級優遇とまで書きたて某広告会社に出したのです。 家政婦です。 来た子が女房を上回る存在なら雇いつつ小出し小出しに手を付け自分の女にしてしまおう。 当初はそういった心づもりでした。
相手広告会社はこれに対しデリ募集のように受け止めたんです。 バカ高い料金をふんだくった割には滅多にヒットしない部類に掲載したんです。 表の業界ですので表示内容は一般的な表現を用いていましたが… そう、デリ系検索で引っかかるように載せたんです。
相手だって所詮金儲け、基本の掲載料も足元を見てグンと跳ね上げて置き、併せヒット数によって別料金も発生するように仕組んでいたんです。
では誰も中原家に来なかったのかというと、実はそうでもなかったのです。 来るには来ました。 ですがそれは広告を見て飛び込んで来た売女でした。 相手も心得ていて面接風なことが行われると次第次第に妖しげな雰囲気を醸し出し、うろたえる猛さんを尻目にヌキに走るんです。
猛さん、相変わらず息子さんに送られてくる元奥さんの痴態を盗み見していたものですので売女さんも見るからに人妻、面接など上手くいきようもありません。 猛さんの中の人妻の認識がこれで完全に崩れてしまいました。
猛さんほど歳食った漢の元に未経験で初婚など有り得ない話し。 そうとわかって初めて、彼は方々を探し回り趣味で見合いをやってるおばちゃんと知り合うことが出来たのです。
ここに至るまでに散々その手の女性に抜かれてしまっていましたのでこの際多くは望まないことにしました。 相手方にこれまで隠して来た財産目録を手渡し頭を低くしてお願いしてきたんです。
このようにし後妻として嫁いで来たのが前妻の綾子さん同様自己を滅し奉公に専念したように見せかけるのが如何にもうまい留美子さんでした。
人間の性癖と言いますか性格と言いますか、本人は苦労してきたように思えて簡単に変わるものではありません。
せっかく巡り合えた留美子さんに猛さん、最初が肝心と漢と手に手を取って逃げていった前妻と同様のことをやらせたんです。
厳格な父親が結婚相手を探すのに夢中になっている間にその息子の隆司さんも同じように結婚すべき相手に夢中になっていました。
隆司さんが優子さんを口説き落とせたその要因は流石親子、まさしく優子さんこそ猛さんの財産の臭いに釣られて中原家に迷い込んで来たんです。
一軒の家に偶然とはいえ新妻がふたりほぼ同時に入ることになりました。 漢側もそうなら女側は特に夜のお勤めこそ真骨頂。
その段になって優子さん、これまで数々自分上を通り抜けて来た漢どもと違い隆司さんの如何に稚拙な性技。 それに加え何かにつけて義母のやることなすことが実家の母と違いすぎ馴染めなかったのです。
もうひとつ大事なことがありました。 義理の父となる筈の猛さんのぎらついた目です。 新妻をもらっておきながら隙を見て優子さんの使用済みに手を伸ばし嗅いでみたり入浴中に覗きに来たりとまるで痴 漢を地でいくような行動をとられたんです。
気持ち悪いので隆司さんにそれとなくグチるのですが、当の隆司さんはというと、優子さんという新妻がいるにもかかわらず何かにつけ義母の留美子さんに物事を頼まれるんです。
こうなると流石に義母と息子の関係とは言えそこは留美子さんだって一応女ですから若い漢から声がかかることへの喜びが無い訳でもありません。 ついつい夫である猛さんを差し置いてその息子さんに気を使ってしまうようになられたんです。
半ば育児放棄し育てられた隆司さんにとって朝が一番つらい時間。 留美子さん、朝食もろくに摂らないで仕事に出かける隆司さんに気を使い早朝でも元気が出るようにとほんの少し短めのスカートを穿いてキッチンに立たれる様になられたんです。
しゃがめば大事なところが見え隠れする程度のものだったんですが貧血気味だった隆司さん、それに釣られるように朝食に間に合うよう起き始めたんです。
優子さんにとって面白い訳がありません。 早朝からそのようなわけですので猛さんがあいさつ代わりに尻に手を伸ばしてくるのさえ気づかなくなっていったんです。
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