官能小説 『ありさ 義父の視線』 第4話 Shyrock作
「覆いかぶさる義父」
ありさが転んだために、風呂場から出てきた諭との距離が一気に縮まってしまった。
少し膝を打ったが幸い怪我はないようだ。
ありさが両手を床に着けて立ち上がろうとしたその時……
濡れた身体の諭が背後から一気に襲ってきた。
「きゃぁ~~~! お義父さん、やめてください!」
諭はありさをうつぶせで寝かせると、そのままありさの尻に自身の腰を押しつけた。
グニュッ……
濡れた花芯に諭の肉根が挿入される。
「ひぁぁぁぁぁぁ~~~~~!! 抜いて~~~~~!!」
ありさが悲鳴とも喘ぎともつかない声をあげた。
びくびくと痙攣する身体の両脇に手をついて、諭は腰を突き入れる。
「あうううっ……! お願いっ、抜いてください!!」
「おおおっ……あんたに覆いかぶさったら偶然入ってしまったんだ。うぅっ、ありささんのおまんこが気持ちいいっ……!」
「いやぁぁぁぁぁ、やめてっ! 抜いてください!」
容赦なく腰を奥深くに擦りつけ寝バックでありさを犯す諭。
夢中になった諭は首筋を舐めまくる。
押さえつけられて動けない状態で責められている状況に、膣がキュっと締まる。
「お義父さん……お願いです、抜いてっ……」
「嫌だよ、抜かないよ。やっとありささんと一つになれたんだから」
「こんなの何? 隆志にばれるのが怖いのか? 私たちどちらかが喋らなければ分からないことだよ」
腰を動かしながらありさの耳元でささやく諭。
挿入時の荒々しさは消え、中に入れたまままるで馴染ませるように緩やかに動く諭と、ささやくようなような言葉が奇妙な快感を目覚めさせる。
「あっあっ……あっ……や……ダメぇ……あぁ……」
「隆志のことがそんなに好きか?」
「当り前です……だからお願い……あっ、こんなこと……ああ……っ……」
ありさが喋ろうとすると、諭はその言葉を遮るようにグッと奥を突き上げありさの感じる部分を刺激する。
優しい愛撫と打って変わって、気持ちいいところをピンポイントで攻めてくる。
女体を知る諭の老獪な技にありさはあっさりと感じさせられてしまう。
「そうか隆志のことが好きか。じゃあ私のことは?」
「や、あっあっ……こんなことを……あっ……するから……嫌い……です……ああっ……」
「まあそういわず私も好きになれ」
「そんなの……無理です……」
夫以外に攻められてこんなに身体が熱く感じてしまっているのに、たとえ嘘でも「好き」などといったら自身が壊れてしまうとありさは思った。
「あっぁ……そんなこと言えません……」
「じゃあ言うまでやめないからな」
諭のその言葉とともに動きが速くなった。
リビングに響く肌のぶつかる音といやらしく鳴る水音が、ありさの頭の中を悦楽色に溶かしていく。
熱くなっていく身体にひんやりとした床に汗がしたたり落ちる。
(好きと言わないと、お義父さんは本当にやめてくれないみたい……)
「ああっ、ダメっ……好き、好きだからぁっ、やめっああっ……」
「ほほう、そうかそうか。私が好きか? いいじゃないか。もっと言ってごらん? ほらもっと? もっと言わないとやめないぞ、ありさ……さん?」
背中に覆いかぶさる諭に耳元で囁かれ、じわじわとありさの思考は失われていく。
動きが速くなるにつれて息がはぁ、とあがっていく諭の吐息に腰が揺れる。
怒張した肉根が膣内で一段と硬さが増したように感じられた。
「好きだよっ……ああっ……いや……あ……言ったよ? あ……好きだって……ああっ、お義父さんっ……」
「可愛いじゃないか……入れてる間ずっと言うんだぞ、ありさ……」
いつしか無意識でありさを呼び捨てにしている諭。
「あっあっあ……ね……あっ……お義父さん、ダメっああっ…熱い…中が熱いっ……」
脚や腰にゾクゾクと刺激が伝わり高揚感に襲われる。
(や、ダメこれ……イッちゃいそう……)
ありさのあたふたした様子に気づいたのか、諭は嬉々として腰を振っている。
「ほほう、イキそうなのか?……私のモノで気持ちよくなってイキそうなのか? ありさ、可愛いぞ……ほら、好きと言いなさい。好きと言わないとイッてしまうぞ? いいのか?」
「あっよくないっ……あっ……好き……あっああ、やめあ……」
パンパンパン……パンパンパン……
やめる気などさらさらない諭。
そんなことなど分かっているのに、自身の口からあふれる甘い声と好きという言葉が止まらない。
「私も好きだよ、大好きだ……イこうか、ありさ……? いっしょに……イこうか?」
「あっあっ……や、あ、ああいや……あああっっ」
容赦なく気持ちいい箇所を突いてくる諭。
激しさが増す動きに、有り得ないほどの快楽がありさに押し寄せた。
「好き……! 好きだありさ……はあ、ほら出すぞ……」
「あっあっ……や、ああだめ……お義父さんっ……イッちゃ……あっあっあっ……あっ、ああああっ……」
ビクンとありさの身体が揺れると、頭の中が真っ白になりあっという間に絶頂に達していた。
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