長編官能小説『クロス・ラヴ』 第6話 Shyrock作
ラブホ到着
ありさ「にゃう~ん、あのガーゼみたいな下着、すごく楽しみだなあ~」
球「にゅ~、ありさは早速今日着けるの?」
ありさ「どうしてそんなこと聞くの?」
球「ありさがそれを着けたあと、家で洗濯するでしょう?」
ありさ「うん、するけど・・・それがどうかして?」
球「あのね、私に貸してくれない?」
ありさ「やだあ~。いくら球でもパンティを貸すのは絶対にいやだよ~」
球「そう言わないで貸してよ。私もダルメシアン柄貸してあげるからさ」
ありさ「ダルメシアン?う~む、考えてみようかなあ・・・」
浩一「おい、俊介。女って下着の貸し借りするのか?男の場合は絶対にしないよなあ?」
俊介「っていうか貸し借りする必要なんてあるのか?でも女の下着の場合ってお洒落で可愛いから、つい他のものも着けてみたくなるのかも知れないね。う~ん、男には理解しにくいなあ」
浩一「女の方が気が多いってことになるのかな?」
俊介「まあ、身に着けるものに関してはそうかも知れないなあ」
球「前の二人何をごちゃごちゃ言ってるの~?」
浩一「え?あはは~、あのね、女の子はインナーにもいっぱいお洒落ができていいな~って言ってるんだよ」
球「ふうん、そうなんだ」
ありさ「可愛いところがいいな~」
浩一「お前に任せるよ」
俊介「可愛いところか。と言っても室内はよく分からないから外観だけで適当に決めるぞ」
球「にゃ、任せるわ~」
◇
ラブホテルのロビーに到着した4人は、早速パネルで部屋を選択した。
当然部屋は2カップル分必要で帰りは別々だ。
俊介「じゃあ、ここでな」
浩一「うん、じゃあまたな。ああ、旅行の件はまた連絡するからな」
球「にゅ~、ありさ~、がんばって~♪」
ありさ「にゃんにゃん~、球もいっぱい楽しんでねえ~」
エレベーターに乗る時は4人いっしょだったが、ありさと俊介は2階で降り、球と浩一は4階でそれぞれ降りることになった。
ありさ「わあ、すごくかわいい部屋だあ~」
部屋の調度品は結構高価なものを使っているらしく落着いた雰囲気で、それに女の子好みの色調やアイテムに彩られていた。
ありさはラブホテルに入ると室内を一通り見て廻る癖がある。
棚を開け冷蔵庫を開きそしてホテルの案内書までつぶさに目を通す。
ありさ「にゃお~。こんなのできるんだあ~」
俊介「ありさ、どうしたんだ?」
ありさ「あのね、フロントに電話をするとミルクサービスをしてくれるらしいのお~」
俊介「なんだ?そのミルクサービスって言うのは?オレはありさのミルクで十分だけど」
ありさ「やんやん~。わたしまだミルク出ないもん~。そうじゃなくてね、頼むとミルクバスに入ることができるんだってえ~」
俊介「ミルクバスって・・・早い話が牛乳風呂ってことか?」
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