自慰行為を魅せ付け息子をその気にさせる母
企業戦士は日々出世競争、使い古した女房に嫉妬なんかしてみたところで老いた先の生活費の足しになんぞなるわけないからだ。
その点女は違う。 次の漢が見つかるまで何日でも鬱々とした日が続き、気が付けば独りで慰めている。 この世は闇かと悲嘆した。 なお美曰く、あのような漢にもう二度と巡り合うことなど叶わないと思えたからだ。 それほど懸命になってアプリを弄っているにもかかわらずあのような漢はヒットしない。
焦りはなお美を益々大胆にさせた。 覗き見る治夫こそ大変だった。 自分の中にある処女だの貞淑だのという言葉がことごとく崩れ去ったからだ。 女性器の標準がピンクからどどめ色に変わりマンスジなるものがくぱーへと変化してしまっていて己の肉胴も所々傷が治ったり出来たりし老人性色素斑様のシミが出来ていたからだ。
治夫はある日、父と母がアレをやる時に使っていたであろうローションを両親の寝室に忍び込んで探し出し、少量持ち帰って擦る時に使い始めた。 またある時は母のシミそばかす用の乳液を母に内緒で少量手に取り肉胴に塗り付け老人性色素班の回復を待った。
青春真っ盛りとも思える自分の身体への気遣いをなんとなお美はちゃんと見ていた。 夫には無いもの、出会い系や街で声を掛けてくる漢どもに無いものを息子に見出したからだ。
おかしな話しではある。 漢と出逢う時、なお美は如何にも素人風に装った。 素人を装うとはイヤらしい態度や仕草などおくびにも出さず、夫以外知らない人妻という風にだ。 相手は自分専用の女に仕込むことを第一に考えこの素人なるものを目の色を変え探し交尾に持ち込もうとする。 だからなお美は如何にも清楚系に装って出かけ… が、出逢った直後にもう素が出てしまう。 双方目的が同じだからだ。
その点息子に対し普段素人然として家事をこなしている。 当たり前だ。 誰だって自宅で娼婦のように振る舞う妻などいない。 だが、息子がそう願うならと亭主が自宅を出て間もなくすると彼女は敢えて息子が覗き見し易い設定で女を表に出し彼の様子を伺った。
これが一見簡単そうに見えて難しかった。 夫婦性活を覗き見していることは亭主は気付いてなくても受ける方の彼女は気付いていた。 何故なら亭主のマ〇を漲らせるため演技に次ぐ演技を繰り返し迎え入れるからだ。 気づいていたとしてもせっかく亭主のソレが雄々しくなり交尾に持ち込むことができるとあらば騒ぎ立てようもない。 ハマった部分を見られたからと言って中断したくはないし、何故だか観られると余計に溢れるような気がし亭主も雄々しさを維持してくれる。
そのことがあって彼女は今回の計画を普段家族があまり近づかない場所、しかも覗き見ると一見してアソコが丸見えになる場所を選んで自慰に耽ってみた。
亭主が家を空けた後素を前面に出しつつ家事をこなし、頃合いを見計らってその場所に行きすっかりその気になってしまっているアソコを念のため開いてみた。
自慰云々という段ではなかった。 下着を脇にどけると糸を引きつつアソコが現れたのだ。 街で出逢った漢と出逢う時など相手は素人が好みだろうと敢えて勝負下着は着けて行かなかった。 普段穿きの下着にしたのだが今回は違った。 息子に魅せ付けようと滅多に身に着けない勝負下着を穿いていたのだ。 その高価な下着が黄ばみ糸を引いていた。
(やってしまった)
気落ちしオナニーどころではなくなった。 この手の物を手に入れる手段、それこそが赤っ恥ものだからだ。 が、治夫はホンモノが拝めたもので興奮冷めやらない。
なお美は慌てて浴室に引き返しシャワーを浴びつつアソコをきれいに洗い流し、治夫はこれも急ぎ自室に引き返しローションを塗りたくって擦り始めた。
なお美は指を使って懸命に掻き出すが掻き出す先から溢れて困り、一方の治夫は果たしてそこから先どうなるか気になって気になって仕方なく母親が消えたであろう浴室に肉胴を握りながら急いだ。
浴室に灯りを点け中から脱衣所を見ると誰か入ってきた場合人影がドア越しに見える。 なお美は最初っから息子の治夫をその気にとオナニーを試みたものだから彼が入って来たのは直ぐにわかった。 わかってないのは治夫だけ。
僅かの開けたドアの隙間から母が懸命に指で掻き出す様を観て擦り始めたそのマ〇がドアの隙間から覗いたのを、なお美は見つけ思わず咥えてしまっていた。
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