「息子への夜這い」それは母としての使命
「お前アイツが借りた金返せって言ってきたぞ、一体いつ、しかもその金を何に使ったんだ」
開口一番、入社当時から心を寄せていた受付嬢に軽蔑心を包み隠すことなくこう告げられ
彼をしていたくプライドを傷つけられ、その怒りが治まらないまま帰宅となって帰るなり妻を口汚く罵ってしまっていた。
きれいに変身しつつあり、しかも妖艶に振舞ってくれ夢中になって連夜挿し込んでいるその妻に向かってろくろく理由を聞かずして怒鳴り上げてしまっていた。
無論借りたお金の行方は己の出世競争のための上役への貢ぎ物に使われており、亭主が閨で妄想したように着飾ったり化粧したりするお金は漢へ躰を与えてやった代償に頂いたものだ。
「二言目にはカネカネと… あなた一体いくら貰って帰ってると思ってるの!?」
所詮使い走りの課長のくせにと言われたようで脇に立ち注がれたビールをそのままエプロン姿の妻にぶっかけてしまっていた。
しかも情けないことに先にその場を立ち去ったのは夫の方で、汚れた床を掃除したのは妻の方。 これでは入浴の後隣で横になる妻にエッチ目的で手を差し伸べようもない。 ところが妻は妻で漢を失った今、せめて夫が手を伸ばしてきてくれたらと待ち構えているにもかかわらず一向に手を伸ばして来ない。
四方八方にアンテナを張り巡らせ、全てにおいて丸く収めようとする夫に対し妻はその時良ければという考え方しかできなかった。 新たな漢を一歩外に踏み出し見つけなきゃいけないものを我が子であっても漢に違いないという考え方で補おうとした。
治夫にしても生まれてこの方、教育と名のつくものはほぼ全て妻がその責任の全てを担わされてきたものだから考え方からして妻が作り上げて来た人形。 世間体などまるで考えようとしない。 欲望に対し直球勝負なのだ。
精神を病むほど気を使いながらやっと手に入れた肩書。 放置したから激昂するかと思いきや静かになってしまったことで緊張が解け気を失うが如く眠りについた夫を横目になお美は、収まりがつかなくなった下半身を持て余し足音を忍ばせ息子の元へ向かった。
建前上、息子の精神状態を清らかに保つためと言いながらその実浴室で拝み咥え、呑みこんでしまったあの感覚が忘れられなくなってしまったのだ。
女への色んな想いを心に秘め眠りについていたとしたらその想いを叶えてあげるのが母の役目とでも思ったのだろう。 今宵こそ夫のお情けをと用意周到待ち望んだ姿そのままに息子に覆いかぶさり浴室で魅せ付けられたソレを暗闇の中手さぐりで探した。
そうやって見つけたなまめかしい膨らみを、息子が目を覚ましていないことを良いことに口に含み舐り始めた。
若さはそれだけで特権という。 頭は眠っていてもシャワーを浴びつつ擦り… が実現できなかったソレは直ぐに女の柔肌に気付き鎌首を持ち上げ始めた。
方やなお美のアソコは持ち主同様本能の塊となって疼き始めている。 口淫でエラが漲るとなお美は治夫が目を覚まさないうちに下着を脇にどけ切っ先を摘まんで蜜壺に宛がい腰を落とした。
治夫にとって、いや、彼のマ〇にとって生まれて初めての女を味わうことになったのだ。 生暖かい粘膜の心地よさに、爆睡しているとはいえ鼻腔をくすぐる淫臭にたちまち反り返った。 濁流を吐き出す場所を求め蠢き始めたのだ。
ドクンドクンと脈打つソレをなお美はあやしつつ膣壁を押し広げてくれる感触を味わった。 肉球が大きく張ったカリ首に纏わりつく。 めり込んだマ〇を引き抜く方向に腰を動かすと肉襞ごと持って行かれそうな感覚が全身を襲う。
これも生まれて初めて味わう息子のソレになお美のアソコは狂った。 狂い回りながらもこの日が危険日ということに気が付き全身を震わせながら息子のチ〇ポを振り払い脇にどけてしまった布切れを元に戻すとそっとベッドから降りて浴室へと駆け戻った。
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