開き直った聡子を和姦へと導く店主

「うっ……、ダメ……ちゃんと約束してからじゃなくちゃ……あン……やめて」
聡子の声が弱弱しく鼻に抜けた。
「ふざけるんじゃないよ。 口ではご立派なことをおっしゃってるが、ここはもうグショグショじゃないか……クリだってこんなに膨らんで……大方、よそでもこうやって男漁りをやらかしてんだろう。 えっ、違うか」
店主が脅すように花唇をまさぐると聡子はイヤイヤするように首を横に振った。 顔には恥じらいの色が浮かんでいる。 どうやら店主の言ったことは図星だったらしい。
佳純に狙いをつけ隼人が店の周囲をうろつき始めてからというもの、聡子は幾度か隼人に関係を迫ったがすげなくされ、欲求不満に陥っていたらしい。
その欲求不満を一時的ではあるが自らの指で満たそうとしていたのだ。 その証拠に、たったあれだけのことで聡子のソコはヌレヌレ状態なのだ。 聡子のクリトリスはそこいらの女のソレよりずっと大きい。 おまけにソコがたまらなく感じるらしく、店主の指がちょっと触れただけで聡子の口から喘ぎが洩れ躰がビクンビクンと大きく揺れる。
店主は指の間にクリトリスを挟み込み、周りからゆっくりと弧を描くように愛撫を始めた。 敏感になりすぎたソコに直接触れるよりこのほうがよほど効果的だ。
「あっ、あンンンン……うううっ……」
店主が命じたわけでもないのに、聡子は太股を大きく広げ、腰をくねらせ始めた。 どうやら理性よりも本能の方が勝ってき始めたらしい。 ヒダの奥から溢れ出る蜜もおびただしく床に滴り落ちそうだ。
「どうだ、独りでオナニーするよりは、ずっとマシだろう」
店主は皮肉を込めてこう言い放った。
「ああっ、イヤ……どうして……あン、あン、あああっ……」
〇姦した店主にというより聡子が聡子自身に怒っているようだ。
意に反し、店主の愛撫に敏感に反応してしまう自分の官能を、聡子は持て余しているのかもしれない。 店内と違って空調を使ってないにもかかわらず聡子の肌はびっしょりと汗ばんでる。 手慰みに嬲ってきた聡子の乳房も、汗ばむと同時に柔らかくなり、代わりに乳首がツンッと尖ってき始めてる。
店主は思わずそれを口に含み、強く吸いながら舌先でツンツンとつついてみた。 すると聡子は店主もびっくりするようなよがり声をあげ大きく仰け反った。
ツンッと尖った乳首を吸いながら、聡子のヒダの間に指を入れてみると、まるでイソギンチャクのように締め上げてきた。
「なんだ、もう逝ってるのか。 いやだとか、やめてとか口走ってたくせに、随分話しが違うじゃないか。 今回はあんたの息子が妻に手を出したんじゃないかってことで来てもらったんだ。 こんな見え見えの嘘でごまかしちゃいけないなぁ」
店主はわざとからかいながらヒダの間に入れた指を、更に奥まで入れ、グリグリとかき回した。
「あっ、あうううっ……・ぐっ、うう……」
聡子は呻きに近い声を洩らしながら肢体をくねらせ、のけぞる。 そのたびにヒダが痛いほど店主の指を締め付けてくる。 佳純のように奥にグッと吸い込む感じはないが、丁度クリトリスの裏のあたりの少しザラザラした部分が盛り上がってきているのに店主は気づいた。
(これがもしかすると開発された女性器のGスポットというやつなのかもしれない……)
どの女にもあるものではなく、店主にとってもこういった女に行き当たったのは初めてだ。 しかし、噂によればそこはクリトリスの何倍も敏感な部分で、愛撫の仕方次第で女を失神に導けるかもしれないのだ。
店主は注意深く指の腹でそれを探り当て、コチョコチョとくすぐるように刺激してみた。 すると聡子のい躰がおこりのように震えだし、悲鳴に近い声を上げた。 手は何かを握りしめようと床を探り、まるで発作を引き起こしたかのようにも見える。
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