最愛の息子とセックスに溺れ 沙也加の場合
丘野海人がクラブ活動を終え帰ってみると、自宅の玄関先で女の人がオロオロしている。 それもただオロオロじゃなく丘野家の玄関を出たり入ったりしている。
挙動不審な、一見して派手目な女を、このところ世間を騒がせている押し買い、或いは訪販じゃなかろうかと疑い、そ~っと近づいて驚いた。 沙也加だった。
「いったいどうしたって言うの? 沙也加さん」
海人の母 なつきがうつむく沙也加を、お茶で和ませ探りだしたところによると、何時の頃からか知らないが、ご主人の鉄平が冷たい仕打ちをするようになったという。
「男って…そういうところがあるのよね……かわいそうに沙也加さん。 あのね、虫も殺せないような顔して鉄平さん、内側から鍵を掛けたらしく、家に入ろうにも入れないんだって…」
すっかり疲れ切ったように見えたのもだから、なつきはうんとごちそうを作り供し、とりあえずと客室に寝かしつけ、台所にやってきて心配のあまり面倒を見てくれていた息子に、男ってやつはどうのと逆に食って掛かった。
「ウチも気を付けなきゃね。 健太郎さん、案外そのクチかもしれないもんね」
あからさまに男を悪者扱いし、肝心なところになるとちゃんと「さん」付けし、持ち上げる。
海人も、なんとなく秀樹の態度からから感じ取っていた。 思春期に入ると、女の子はもちろんだが男の子も、恋愛感情、殊に肉体関係については勘働きが良くなる。 女の子は子宮が疼き、男の子は陰嚢から濁流がせり上がり悩乱してしまうからだ。
(秀樹…姉ちゃんの心愛ちゃんとヤッたのかな?……イヤイヤひょっとして……母親の沙也加おばちゃんと……だから鉄平おじちゃん、とさかにきたとか……ヒッ ヒッ ヒッ ……ああ、いけね…勃っちまった……)
心愛や秀樹、いや樋口家とはその昔、今のような状態になるとは考えてもおらず、自由気ままにお互いの家を行き来した間柄だった。
(…そうだよなあ……おふくろのヤツ、あんなに気を使ったフリしてるくせに……あんときは目くじら立てて……お~こわ)
夏のある日、樋口家と丘野家は揃ってキャンプに出掛けた。 夕闇迫る頃になってキャンプファイヤーが始まり、ビールを飲みつつのBBQとなったのだが、なつきがいるにもかかわらず沙也加は、健太郎の隣に座りイチャイチャし始めた。
(…そうだった、そうだった。 キャンプファイヤーの薪を拾い集めにどこかに出かけたと思ったら、返ってきたとき親父のヤツ、派手に膨らませてたもんなあ……)
ヤッてる現場を目撃したわけではない。 が、何事につけ疎い樋口家の亭主 鉄平は誤魔化せても学生時代を含め男女の何たるかを知り尽くしたなつきには誤魔化せなかった。
(…そりゃ、あんだけウチの親父に色目使えば、薪拾うとか何とか言って、人目につかないところでヤッちゃったのは明白だよな……おふくろのヤツ、俺が寝たふりしてたら、早速親父のアソコに迫り、挙句乗っかって派手に腰振ってたもんなぁ……)
幼いだけに、夫婦とはなんて面倒な生き物なんだと呆れたが、今となってみれば生活に疲れたようななつきと違い沙也加は、今でもあの頃とちっとも変わらないほど美して魅力的で、あのとき親父はなんて良い思いをしたんだろうとうらやましくなった。
(…そうだそうだ……そうだった……)
そう言うなり海人は膨らみ始めたチ〇ポを取り出し擦り始めた。 あの背徳が、再び我が家でと思っただけで立ってしまったからだが…
それ以降丘野家の夫婦和合は妻のなつきが主導権を握っており、女が先にその気になって誘うものだから深謀遠慮だの遠慮会釈だのというものがそもそもない。 家計が安く上がるよう、亭主のソレは日々残らずヌク。 それが表向きの理由のようなのだ。
しかも、キャンプに時と同じく、場所と時間を選ばない。 息子の前だろうが、亭主の睾丸が膨らんだとみるやへっちゃらで始めてしまう。
健太郎も、すっからかんにヌカれるものだから、出勤時や帰宅時に表で沙也加を見ても以前のように尻を追いかけたりしなくなった。 沙也加はだから、彼の前ではむきになって若魅せをした。
なつきは四六時中またぐらに健太郎の極太が挟まってる感じを維持してるものだから、自宅に沙也加という爆弾を囲っていることなどすっかり忘れ、翌日はいつものように何の警戒心も抱かず外出していった。
客室で息を潜め、なつきの気配が消えるのを待ってた沙也加が動き出した。 なんとすれば、野放図ななつきのこと、健太郎と一戦交えた名残りの品々がそこここに投げ散らかしてあったからだ。 濁流が溜まったゴムがゴミ箱に捨ててあると思えば、押し入れの小物入れからべとべとになったローターが出てきたりと、エッチな妄想には事欠かない。
(…ああ……健太郎さん……欲しい……逞しかった、あのチ〇ポが……)
なつきはとうに忘れていようが、エッチに殊の外興味を抱く沙也加があの夏の秘を忘れるなどということはなかった。
確かに健太郎を誘うべく、豊かな尻を魅せ付けるようなパンツを穿いて参加したことは事実だ。 枯れ木を拾うフリをし、尻の割れ目を魅せ付けたのは確かだ。 しかし、先にその尻の割れ目に手を伸ばしてきたのはむしろ健太郎の方が先だった。 沙也加が健太郎の股間の膨らみに触れたのは、うんと気持ちよくさせられてからだった。
指マンされ軽くイカされ。 お返しに仁王立ちの健太郎に向かってフェラをし。 これまたお返しに逃げるようなそぶりを見せ、後を追って来た健太郎にわざと掴まり、立ち木に寄り掛かり尻を突き出したところで件の尻の割れ目に顔を埋めクンニを受け、健太郎のアソコがギンギンになり、いざハメの段階になって近くで声が聞こえギョッとした。
お隣でキャンプを張ってた中年の男女が沙也加と健太郎を覗き見つつもつれ合っていた。 沙也加は平然とその先を要求したが、社会的身分を損ねかねない健太郎が尻込みしおじゃんとなった。
(…そうだわ……浴室には彼が穿いていた下着がまだ洗濯せず残っているかも……)
浴室なら見つかってもシャワーを使いたかったですむ。 そう考え脱衣所に忍び込んだ。 果たして…見つかったのは夢精で汚れたトランクスだった。
(…健太郎さん……かわいそうに夢精までしつつ放出を我慢させられて……)
もったいなくて浴室ではなく、トイレに持ち込みオナっていて気付いた。 どう見ても若者向きのそれなのだ。
(…えっ!? これって……まさか! えッ、 海人の?……)
童貞やぶりとまではいかなかったが、それとほぼ同程度のことをやらかし手に入れた青臭い棹。 その愛おしい棹を断たれ数日が経つ。 あの粘っこい感触恋しさに、秀樹の代わりに海人をと、あまりに子宮奥が疼くものだからその一瞬で思い込んでしまっていた。
(…そうだわ!! ……こうしちゃおれない……)
客室から断りもなしに抜け出し、部屋中徘徊していたものを、しおらし気にダイニングに戻り、海人が学校から帰って来るのをきちんと座って待った。 妄想でびしょびしょになってしまったパンティを脱ぎ、部屋に置いていたバッグに仕舞い込んで。
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アップデート 2024/02/21 12:45
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