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杉原家に夜這い~乱交精飲も順番待ち~

 須恵乃さんはもちろんご主人不在で淋しいんでしょうが比葡の里の男鰥 (おとこやもめ) どもはもっと淋しがっていました。 男も女もどこか不安を抱えていて異性との肌のぬくもりが欲しかったんです。

 中には若者もいるんでしょうが、ほとんどの者は40の峠を越えるというのに彼女どころか結婚相手もいないという正に女日照りだったので噂を聞きつけ押し寄せたというわけなんです。

 中山峠を越えて数キロ先のたった三軒のみの集落で暮らすしかなかった須恵乃さんでみれば男女の肌のぬくもりはもちろんのこと、比葡の里でしか手に入らない珍しい品々や金銭は必要不可欠。 夜這い・足入れとはいえ彼らが通い続けてくれることが唯一淋しさを忘れさせてくれ、生きる活力を見いだせる唯一の方法だったんです。

 夜這いという方法が如何に須恵乃さんにとって都合良かったか、それは薬種問屋の女将に薬草を納品するついでに比葡の里の男たちにそれとなく中山ヶ原で待つなどと伝えなくとも杉山家の押しかけてくれさえすれば確かに野生的な醍醐味は減りますが天候に左右される野で求め合う必要もなくなるからです。

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杉原家に夜這い~独り暮らしの女を男鰥 (おとこやもめ) どもが奪い合う~

 本来先の大戦で夫を亡くした若妻を、それではあまりにも気の毒だと独身男性を夜の床に差し向けたのが夜這いで、今風に言えば結婚を前提にしながらも事前に躰の相性を確かめた、足入れというのが・・・とは実はまことしやかな嘘で

 戦死したご主人の代わりに誰かいないのかと無防備なフリして男どもを惹き寄せ楽しみ、躰の相性が良ければ結婚にこぎつける、逆ナンを仕掛け夜伽させたというのが実情でした。

 それはつまりオ〇ンコの数に比べ生きのよいチ〇ポが少なすぎたからです。 だから生きさえ良ければ夜伽に誘われご老体であっても寡婦を抱くことも囲うこともできたんです。

 入谷村がそうなら下薬研 (しもやげん) ともなるともちろんその口でした。 ご主人の杉山征市さんが老い、しかも出稼ぎで家を空けるとなると残された須恵乃さんは習わし上夜這いを受け入れたとしてもそれが内密のことであるなら許されたのです。

 働き者の須恵乃さんはとても具合の良い躰をしてましたから比葡の里からひっきりなしに男が忍んできては床を共にしたんです。

 夜這いとは寝取りですので男も張り切りますし須恵乃さんにしてもそれが明日への活力の源だったのです。

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杉山家に夜這い~台所に残ってた痕跡~

 「ああダメえ~ そんなことしたら・・・ お願いだからやめて~」
悲痛な声を張り上げ男の子によるオ〇ンコいじりを止めさせようとするんですが須恵乃さん、言葉とは裏腹にしっかりと鼠径部を握りしめむしろ中まで丸見えになるよう広げてるんです。

 懸命なM字開脚のおかげで男の子は中山ヶ原で須恵乃さんを説き伏せ興奮しきったオ〇ンコをお互いの望み通り指マン凌辱できたのです。

 堤先生という愛おしい人がありながら寝取られてしまった須恵乃さんはどうかと言うと根っからの男好きだっただけにこれはこれで夢中になってしまったんです。

 往々にして男は自分の女に対し周囲であらぬ噂が立ってもまさかと一笑に付してしまうものなんですが、堤先生 こと須恵乃さんに限っては過去のこともありますので目の色を変え夜這いを仕掛けることになったんです。

 夜這いというと女の現在の持ち主は自分ではないということになります。

 ところが何故だか堤先生もそうであるなら須恵乃さんに至ってはむしろこういった状況こそ望むところだったのです。

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杉山家に夜這い~真夜中の欲望~

 阿部先生が何と言おうと薬種問屋の女将がどんなに肩入れしようと一旦こうと決めてしまった関係はなかなか断ち切れるものではありません。

 早場米の刈り取りの日の夜に須恵乃さんの肢体に惹き寄せられ堤先生ついに禁欲を破って注いでしまったんです。 

 それからというもの暇さえあれば杉山家に夜這いを掛けました。

 須恵乃さんも堤先生が夜な夜な忍んで峠を越えてきてくれることを心待ちにしてくれていましたので来てくれたその時どんな状態であろうと愛を受け入れました。
 
 昼間農作業で疲れ切り寝入ってしまっているときであっても溜まってしまうと目の色を変え寝込みを教われるのです。

 須恵乃さん、こうなると意識はほぼ働いてませんので時にはその相手がご主人と勘違いしてしまうことだってあるんです。

 熟睡中、唇を求められ夫婦生活が長かったせいか相手をご主人と勘違いし受けていて、布団を撥ね退けられ乳房をまさぐられ乳首を弄られて初めてそれが愛おしい堤先生と気付いたときもあったんです。

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杉山家の浴室で須恵乃さんの尻の魅力に惹かれ本気の交尾を始めてしまう

 堤先生はお医者さんの言いつけをよく守り、阿部先生や薬種問屋の女将の挑戦をことごとく跳ね返し禁欲を守りつけていました。
「堤先生に中出しを求めるのはもう諦めたわ。 その代わりといっちゃなんだけど、私を捨てるなんてこと許しませんからね」
深い関係になって随分経つけれど今でも三日に一回程度は躰を重ねることを強要されていたんです。 それも阿部先生、生理が近づくともう我慢できないらしくしつこく関係を迫られました。

 薬種問屋の女将はと言うと、これも律儀に先生は毎朝決まって店を訪れ週に一回は必ずマムシの処方を受けるものですから診察を兼ねチ〇ポを咥えてもらい、情が募ると奥座敷に招き入れられ短時間ではあるけれど躰を重ねたんです。

 これまでと違うのは下薬研 (しもやげん) のふたりで、殊に晩夏から初秋にかけては大忙しとなり須恵乃さん、真紀さんや公子ちゃんの体調を気遣って右に左にと働きづくめに働くものですから双方とも躰を重ねる暇などなかったのです。

 過去にこういった状態を上手に打破してくれたのは須恵乃さんでしたから彼女との関係を持たなくなると自然、堤先生はほかのふたりと交わっても射精したいという感覚を忘れてしまっていたんです。

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堤先生、立ちバックで逝かす醍醐味を覚えてしまう。

 「ちきしょう、してやられたわね」
全裸にさせられるのだけは回避できたものの背面騎乗位に入った頃から雲行きが怪しくなり立ちバックに移ってからは完全に攻守交替になってしまってたんです。

 「もう少し魅せ付けて引き延ばしてから許すべきだったかしら」
生ハメに入れると見せかけてオ〇ンコ全体を脳裏に刷り込んだところでフェラに移り攻め立ててやればひょっとしてヌクことができるんじゃないかと悔やんだんです。

 「ひゃ~ 危なかった。 あそこで腰を振られてたら残すことができず暴発させてしまうところだった」
堤先生のチ〇ポも限界をとっくに超えていて、だから一発一発丁寧に、しかもゆっくりと突き上げるしかなかったようなんです。 それほどに鍛え上げられた阿部先生のオ〇ンコの入り口が狭くしかも尻も乳房や視線に至るまで妖艶で逝かせられてしまうようなのです。

 「あのままじゃ明日の朝薬種問屋の女将に抜かれちゃうわね。 きっと」
阿部先生、無罪放免にしてしまったことを今更に悔やみました。 熟女だからと甘く見て根元まで突っ込んでしまう。 そこに落とし穴が待ち構えていることは良く聞き及んでいたからでした。

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阿部先生恋人のために禁欲中の堤先生を誘惑

 「ほらっ見てみてあそこ、阿部先生ったらま~たやってる懲りない人ねえ」
どんなに生徒数が少なかろうが複式学級でもない限り一年生と六年生を一緒に授業を受けさせるなど有り得ない。 なのに何故か阿部先生は堤先生が生徒を連れて校庭に出て何か行事でもしようものなら六年生の授業内容を急に変更し校庭に連れ出してしまうんです。

 「もうあそこまで行くと変態って域に達してるんじゃない」
受け持ち授業のない女先生たちが寄り集まってひそひそ話しをしている先には阿部先生、堤先生の方に尻を向け・・・と言おうか尻を掲げ何やら地面に向かって書いているんです。

 「ほらほら阿部先生ったらスタイルいいもんだからあれでも体育会系の真似よ」
「何よそれってぇ~ わざわざ外に出てまで食い込みを魅せたいわけぇ~ 飢えてるぅ~」
ライバルを蹴落とすべく好き放題揶揄するんですが、堤先生常日頃目立たぬよう股間を締め上げていてなおほんのちょっとした刺激でも膨らみ始めるんです。

 それがまた女性軍団にとって堪らなく可愛らしく魅力的に映ったんです。
「いいこと、あんな女どもに使ってはダメよ。 誘われたって知らん顔するのよ」
阿部先生は躍起になって堤先生の注意を自分の方に向けようと頑張っていたんです。

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お医者さんが薦めてくれた漏れ止め処方箋

 「なんだかこの頃寝ても寝ても疲れが取れないんだよなあ」
今回の事件はこの一言から始まりました。 事実堤先生は見た目にも痩せこけ心なしか顔色も青白く見えたんです。
「ちゃんと食べてるの? おなかの調子でも悪いんじゃない?」
薬種問屋の女将は心配して様々な薬を調合し服用させるんですが一向に回復の兆しが見えないんです。

 人間有頂天になると周囲の状況が見えなくなるというのはよくあることです。 大切な母子や須恵乃さんの生命と財産を守ることができ、下薬研 (しもやげん) の活性化に帰依することができてからというものこれまでと打って変わって展望が開き始めた先生はまるで天にも昇る勢いで日々過ごしていました。

 あまりの多忙さに睡眠まで削らなくちゃならないほどだったのです。 しかし恋人の真紀さん母子もやっと回復に向かい始めた時であり心配させたくなくて体調不良などと言い出せなかったのです。

 「ねえ先生、今度お泊りに来てくれるのはいつなの?」
この頃はひっきりなしに質問攻めにあいました。 真紀さんのみならず公子ちゃんまでもがひとつ屋根の下で一緒に暮らせる日を夢見ていたんです。
「秋の収穫にはちゃんと休みを取って来るようにするからその時かな?」
「わあい! 早く秋が来ないかなあ」

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下薬研 (しもやげん) にチャボの雑種を導入

 ここいらに気の利いた養鶏場などありません。 比葡の里だけでは大規模な鶏舎を作っても肝心の消費者が近隣に居ないためどこの家庭でも自前で食べるだけのニワトリしか飼っておらず余剰など無いに等しかったのです。
「ときたま思いついたようにひとつふたつ卵をくれたって、それじゃあ公子ちゃんの栄養補給にならないわね」
「そんなこと言ったって卵をそんなに産まないんだからしょうがないじゃないですか」
その貴重な卵でさえ産んだのち期日が随分過ぎてから峠を越えて届けるか公子ちゃんに持たせて帰すかしか方法はなかったのです。

 「せめてもう少し近くに卵が手に入る場所があればなあ、卵かけご飯を食べさせてあげれるのに」
「ここでやったように近所に聞いて回ればいいじゃない、先生の言う入谷の里ってそんなに頑固揃いなの?」
女将の一言で下薬研 (しもやげん) の方々なら聞けないことでも教師が聞いたならまともな返事が返ってくるかもしれないと気が付きました。

 「そうだよねえ、その手があったんだ」
下薬研 (しもやげん) の衆がダメでも教師なら聞いてくれるやもしれないのです。
堤先生は早速入谷村に出向き一戸一戸鶏を探しました。 そこで見つけたのです。 中組 (なかぐん) に二軒だけこの件に関し最も都合の良い鶏を飼われていたんです。

 一軒は隠居 (えんきょ) でこれは軍鶏を飼われていました。 もう一軒は左官屋でチャボを飼われていたんです。 しかも都合の良いことに双方ともひよこや若鳥が結構いて飼うなら分けてくれるというんです。

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栄養失調の公子ちゃんに食べさせたくて大川の畔でウナギを釣る

 オリンピックがどうのと日本中が騒いでいたこの時代、入谷村ならともかく下薬研 (しもやげん) ともなると未だ肉を食べる習慣はありませんでした。
「あの子をそんな目にあわしたらただでさえ栄養が偏りがちなのに死んでしまうわよ」
阿部先生にこのように焚きつけられ見様見真似でも良いから大川で公ちゃんに食べさせるためのウナギ釣りでもやってみろと言われましたが、堤先生はウナギ釣りどころか魚釣りもろくにしたことなかったんです。

 「女将、ウナギって海から20キロも上流に当たるこんなところにホントにいるの?」
そこからして知らなかったのです。 ところが・・・

 「その程度ならよく知ってる爺様に頼んであげる」
この時代上手 (かんて) の源三さんじゃありませんが仕事もろくにしないくせに太公望ぶってる人は多かったのです。
薬種問屋の女将の口利きもあって夕まずめ川に入り目星をつけた岩の穴に仕掛け針を置いておき、早朝に引き上げるというやり方でウナギを狙いました。

 これまで幾度となく躰を合わせておきながら真紀母子が重篤な栄養失調に陥ってるなどと考えても見なかったのです。
「僕はただただ真紀さんの躰から精気を搾り取ってただけだったのか」

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