長編官能小説『クロス・ラヴ』 第4話 Shyrock作
ランジェリーショップにて
球「全くもう~、ありさはそれしか考えてないの~?」
ありさ「じゃあ、球は興味がないのお?」
球「いやぁ・・・そりゃわたしだって興味がないわけじゃないけどさぁ」
俊介「ありさ、オレ達だけで行くんじゃないんだから、ちょっとは遠慮しなきゃあ」
ありさ「あっ、そうだねえ。じゃあ、いつもみたいにキッチンじゃできないの?俊介」
俊介「お、おい!ありさ!そんなことをこんな道の真中で・・・まずいよ!」
浩一「ははは~、まあ、いいじゃないか。正直なんだから、ありさは」
球「にゅ~、ピーチ・ジョナサンに着いたよ~」
ありさ「わ~い、どんな下着を買おうかなあ~」
球「わたしはダルメシアン柄の上下が欲しいな~。もちろんTバックで~」
ありさ「にゃんにゃん、わたしはシンプルな白コットンがいいなあ」
球「マジで?この店にはそんなの置いてないよ~」
ありさ「そうなの?残念だなあ~」
球「ありさはセクシーなやつや可愛いのが欲しくないの?」
ありさ「だって、俊介が白のコットンが一番好きなんだものお」
球「そうなんだ。で、俊介の好みに合わせようって言うのね?ありさって健気だね~」
ふたりの会話を後から聞いていた俊介が割って入った。
ありさ「いいの?でも俊介は白のコットンが大好きなんでしょうお?」
俊介「いいってば」
ありさ「だって、俊介はわたしがシンプルな白コットンを着けた時一番興奮するもん♪」
俊介「ま~た、そんなことを暴露して!ここはもう店内だぞ!恥かしいじゃんか」
球「にゃ?ありさ、一番興奮するって他の下着を着けた時とどう違うの?」
ありさ「うふふ♪言ってもいいのお?」
球「小さな声でね」
球がありさの口元に耳を近づけた。
ありさ「うふ、あのね」
球「うんうん」
ありさ「他の下着の時よりも数段硬くなっちゃうのお~。それがね、ナニが反り返っておへそに付くくらいに(ヒソヒソ)」
球「うそっ?マ、マジで??」
ありさ「マジマジ~♪」
球「へ~、下着でそんなに変わるんだあ。男ってそんな単純なものだねえ。浩一はどうかなあ?あんまり考えたことないけど」
ありさ「じゃあ、後でチェックしてみる?」
球「みるみる~♪」
浩一「おい、ふたりで何をこそこそ話しているんだ?」
球「えへへ、ナ・イ・シ・ョ」
ありさ「にゃにゃにゃん、ナイチョ~」
浩一「ところで球、ダルメシン柄見つけたぞ」
球「どれどれ?」
浩一が示した場所にはダルメシアン柄のランジェリーがずらりと飾られている。
球は早速、ブラジャーのサイズをチェックした。
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