子作り話しが思わぬ方向に進展… ~嫁が義父の軍門に下る~
深刻な顔の優子さんに対しまるで鼻歌でも飛び出しそうな父 猛さん。 やがてその理由が不倫の果ての受胎と分かったのです。
留美子さんとの籍を抜かずして息子の嫁に横恋慕した義父の猛さんは優子さんが漢無しではいられない躰と知ったうえで誘惑し続けとうとう孕ませてしまったのです。
孕んだ優子さんは悩みますが猛さんは一向に頓着せず、子が生まれたら隆司さんとの間に出来た子だと世間に言い含めればよいとさえ言い始めたのです。
(…気付くのが遅かった……)
体調不良が続き内科を受診しそのまま病院内の産科に回され受胎を告知された優子さん、既に中絶期間を過ぎており産むしかないと知って愕然とします。
一方猛さんはと言えば綾子さんが産んだ隆司さんについて自分の子ではないとかねてから思っていたこともあって喝采を叫びたいほどの喜びようだったのです。
隆司さんの誕生日から逆算したとき、どう考えても我が胤にしてはも計算が合わないと感じたからですし、家を出て行った後の綾子さんの一連の行動と相手にしてきた漢を見るにつけ己のチ〇ポでは女を孕ますことなど出来そうにないと悲観にくれていたからです。
それが事実であっても隆司さんを嫡出子として届け出育ててきましたのでこの際隆司さんの嫁を孕ませたからと言って騒ぎ立てされる覚えはないと猛さんは思っていたようなんです。
本人から問われたら彼の子として届け出れば事が済むと言いたいぐらいでしたのでこれまで隠し続けた優子さんとの愛情確認を今度こそ息子 隆司さんの前で行ったのです。
当然何がしかの反応があるだろうと身構えていた優子さん、でも隆司さんはまるで隙にヤッテよとでも言いたげに自室に引っ込んでしまったのです。
彼の中にあったのは自分に自信を植え付けてくれようとしない嫁は表向き嫁であれば十分という考えでした。 通りすがりの女と話しが出来て意見を聞き、その直後これも運の良いことに嫁の友達と名乗った奈津子さんとホテルでヒトトキを過ごし、ほんの少しながら女というものが分かって来たからでした。
それ以上に彼の思考を占めていたのはこれ以降生活をどうやって成り立たせていくかだったのです。 今でも収入面がおぼつかなく父の庇護下にあります。
コトを表ざたにしないでおけば必要なら優子さんも抱けるし親爺にしても離婚してしまった以上綾子さんとどう繋がっていようと文句は言えない筈だからです。
周囲を取り囲む女の一部が口にした優子さんの男性遍歴が事実ならむしろ仮面の夫婦として中原家に居座り実質彼女は親爺に任せた方が自分のこれ以降の性生活において有利と考えたのです。
優子さんの腹がそれとわかるほど膨らみ猛さんが彼女に寄り添うように往来を行き来するようになるとたちまち近所中に噂が立ち、それに呼応するように留美子さんが中原家に帰り綾子さんも隆司さんの前に恥じることなく姿を現すようになったのです。
夜ともなれば留美子さんは優子さんの前で堂々と隆司さんにべったりと寄り添いその勢いそのままにベッドインしてしまうし外に出たら出たで母の綾子さん、奈津子さんに加えあのアドバイスをくれた若いラブホ従業員の女とホテルに消えるのです。
優子さん、こうなってやっと猛さんが帰宅すると留美子さんに先んじて身の回りの面倒を見、お風呂にも付き添い床を共にするようになっていったのです。
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tag : 近親相姦
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