掘割の畔に棲む女 ~聞き入れてもらえなかった通報~
その結果つじつまが合わない部分が出てきたため千里さんは連日容疑者として取り調べを受けなければならなくなったのです。 上のものはひたすら自己保身に走り署員の初歩的ミスを決して認めようとしなかったのです。
酷い打撲に外傷を負っていたにも関わらずその部分だけ見なかったことにし、署まで来いと言ってきたのです。 農作業も出来ないし漢からのお金も入らない中での呼び出しに千里さん、また自転車を漕いで向かわなければなりませんでした。
しかし悪いことだけが重なったわけではありません。 助けに来てくれた婦警は実は店員の相談を受け役所で戸籍の閲覧願を出していて通報を受け取っていたのです。 暴力事件の調べが一段落したところで取り調べ室に入ってきた婦警からその話しについて詳しく聞かせてとお願いされたのです。
官能小説『ただいま』 第2話 恋歌様作
(う…)
それが母の唇だ――と理解したと同時に、その真っ赤な唇の間から刃のように舌が
刺しこまれ、あっという間に慎一の口の中に侵入する。
(ううっ?!)
母の唇が息子の口を封鎖するように密着するなか、その舌は思うが侭に息子の口内
を蹂躙、かつ、ねぶりつくした。産まれて初めての箇所への初めて味わう感触に慎一
は動転するが―――ボディビルダーの母の腕力にしっかりと抱えられた頭は全力でも
動かせなかった
しかも、その無駄な抵抗に煽られるように母の舌の動きはさらに加速する。母の唾
液に口中を染められる感触に、爆発的なほどのびりびりした痺れが口から脳髄に走
る。
「――――以上が、一般的な攻撃だ」
どれほどの時間が経過したかわからないくらいに、とろんと酔った慎一にようやく
母の声が聞こえた。――と言うことはキスは終わっているのであろう。
「唇を接触させただけでは、ほんの挨拶でしかない。本気で好きな相手ならそれでも
感動だけど、普通の相手なら是が非でも舌を刺しこまなければ始まらないのだ。その
際の基本は、今、やってみせたように“吸う”、“弄る”、“舐めほじる”、“甘噛
み”――」
実に冷静な母の指導であったが、息子は半分も聞いていない。
テーマ : ■近親相姦〜お母さんと息子〜■
ジャンル : アダルト
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アップデート 2024/02/21 12:45
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