欲情は素直な行動へとふたりを駆り立てました

訪いの要件はさておき、ふたりはもつれ合うようにしながら上がり框に向かったんです。
こういった折の男の想いというのはひとつしかありません。 若い男にすれば、是が非でも寝取らねば下腹部が大人しくなってくれそうになかったのです。 人妻艶子さんを、ご主人にそれと知られないうちに板戸で設えた上がり框の奥の部屋に押し込み、組み伏せることが出来さえすれば乳が吸え、そうなると経産婦ゆえに男への警戒心も薄れてくれるでしょうから、割り入ることも夢ではない。 そうは思うものの旦那の存在が心配で躰同士が触れ合うほど近寄ることはできたものの、三和土から先奥に引っ張り込めません。 それなら家の裏手に引っ張ってゆくだけと、男なりに覚悟を決めました。
青年は半ば乳にかぶりつくように、腰を抱くようにしながら抱きとめ、相手の意思を確認すべくとりあえずその場で股間を用心しつつ押し付けました。
長編官能小説 『クロス・ラヴ』 第42話 Shyrock作
ムカツキのバラード
浩一はそういうやいなや、挿入中の肉棒をグルグルと回し始めた。
ありさ「にゃんにゃんにゃん~!それすごっ!何なのお~?それって!?」
浩一「ふっふっふ、オレの秘密兵器で『バックスクリュー』って言うんだ。どうだ?気持ちいいか?」
ありさ「うん、すごく気持ちいいよお~」
浩一「はぁはぁはぁ、実はね、この技はネットで覚えたんだ」
ありさ「ネットで?」
浩一「そうなんだ。シャムロックという超エロい人がいてね、その人のホームページに載ってたんだ」
ありさ「ありさもそのエロい人のページ見たいよ~!」
浩一「え~と、“http://homepage1.nifty.com/shy/index.html”なんだけど。憶えた?」
浩一はありさとのセックスの真っ最中だというのに、驚いたことにURLをすらすらと暗唱し始めたのであった。
ありさ「にゃあ~ん、今、そんなの憶えられないよ~」
浩一「あははは、それもそうだね。とにかくこの『バックスクリュー』でありさをメロメロにしてやるから!」
ありさ「してして~!」
ありさたちの会話を聞いていた球と俊介は唖然として顔を見合わせた。
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