四畳半での謝礼 ~妄想に病むナースの、イラマチオ誘惑~
本国からの情報が、突然途絶えたことに不安を隠しきれない。
彼女は心が不安定になると決まって有馬を呼びつけた。 彼も呼びつけられた理由を良く心得ていて、まるで痒い所に手が届くが如く彼女を翻弄した。
「いきなりとはお言葉ですね。 こういった時は決まって、こうしてほしいとおっしゃってた」
育ちが育ちなだけに、美香に対し、丁寧過ぎる言葉遣いしかできない。 しかし、これまでと違って許しを得ることなく下着越しにアソコを弄り始めていた。
美香はスカートをすっかりたくし上げられ、逞しい手が太股を割り股間に食い込んできこともあり嗚咽が漏れる。 繁みの下のアソコが指の隙間からチラチラ覗き、恋の予感に腰をヒクつかせているというのに、まだ威厳を保ったまま有馬と対峙していた。
「いいこと…どんなに…あああっ…情勢が変わろうと…はあぁぁぁ…」
王族は役を罷免されても王族、下僕は命を懸けて尽くしても所詮、王族には決してなれないと言いたげだった。 有馬の顔が歪んだ。
有馬は工作員としては冷徹で有能だが、アレの命令に対してだけはだらしなかった。 身分不相応な美香に惚れ込んでいたからだが、このような言い方をされるとつい、相手のペースに巻き込まれてしまう。
凌辱の果てに孕ませをやらかすつもりで出かけておきながら、中途から彼女の方で挿し込んでほしい旨言わしめたい気持ちに変わり股間を大きく膨らませ、切なさそうな吐息が洩れ始めた頃にはすっかり美香の言いなりになり始めていた。
(長年尽くした俺を差し置いて、あの小僧と乳繰り合おうとしやがって…)
ハラワタが煮えくり返る。 そう言いたかった。 できうることなら国の象徴ともなっているソレをお前のアソコに叩きこんでやりたいと言いたかった。
哲也がコーポを訪れた時、確かに彼女は体調を崩し横臥していた。 とはいえ、有馬と違い彼をベッド脇に侍らせ手当をさせていた。 哲也も、ベッド上に半身を乗り出し、胸に耳を押し当て容体を窺がった。
もしもこの時、回復の兆しに哲也が気付いたとしよう。 彼女も愛着障害の性癖を露にしたとしよう。 具合が悪かったとはいえ一緒に部屋に入ろうとしたのは哲也とふたりっきりになりたかったからだ。
素知らぬ顔をしたものの、公園でともすればあかりと躰を重ねようとした哲也。 この時ばかりは美香の気持ちも心も揺れた。 どんなに心配してやっても哲也の心はあかりにあった。 抱きたくて狂っていた。
騙してでも持ち帰り、隙を見せたら抱くつもりでいた。 この場合まぐわう場所は自然ベッド上となる。
ところが、有馬が呼び出され交尾が行われる場所は決まって聖なる寝所ではなく、野獣に襲われるが如く、ある時は野で済ますなどというのが習わし。
有馬の言う、対等に胤の受け渡しとは、哲也を招き入れようとしたベッドを使い、最終的には正常位、少なくとも屈曲位で膣奥深く注ぎ込み、注いだ後は萎えてはいても自身のソレで外の二漏れないよう塞ぎたいと願っていた。
この日始まったのは幸いにも室内。
立ったままの体勢で結合に至ろうと図る美香。 他方、隣室へ連れ込みベッド上で合意に至ろうと躍起になる有馬。
ハメたくてたまらないのは有馬だけではない。 美香だって、このところ思ったように事が進まなく、この際どこででもよいからストレスを発散したかった。
焦る有馬に美香は、チラリチラリと視線を送り、乳房の嬲りを迫った。 興奮で勃起し始めた乳首に有馬の気が行けば、その隙に手を伸ばし膨れ上がったソレをジッパーを下げ解放してやれる。 限界が来たら飲み干せば済むと思った。 何度でも何度でも飲み干せば、飛沫かせてやれば納得し、種を付けるのだけは諦めて帰るだろうと思った。
読みは的中したかのように見えたが、こういった点に関しては有馬の方が一枚上だった。 伸びて来た手首を押さえ、逆に指を使ってのアソコへの攻撃が始まった。
すっかり漲った怒張を太股に押し付け、鍵状に曲げた指を秘口に食い込せ掻き回す。 乳首を与えた分、ますます美香の方が不利になってしまった。
美香は耐えた。 習わしでは下僕が交尾目的で目上の衣服を剥ぎ取ってはいけないとなっている。
「あああっ…止めて…これ以上やったら…あああん」
挿し込まれた指をギューギューと締め付上げる美香のヒダ。
その有馬は、感極まった美香に壁に向かって手を突き、尻を差し出せと命じた。
危害を加えられないよう、言われた通り尻を差し出す美香。 その尻を覆っているスカートをたくし上げ、小さな布切れを脇にどかし、熟れ切ってシルを滴らせるアソコを、尻たぶを両手で割りねめつける有馬。 診ると、すぼまりまでが奥に引っ込んだり、屹立を出迎えるため飛び出したりし始めていた。
何度拝んでも状況は十分に整っていた。 許可さえ得ることが出来ればその状態で一度ブチ込むことが出来る。
苛立つ余り、何度も何度もスカートや下着を、剥ぎ取りかけては止め、剥ぎ取りかけては止めを繰り返した。
その有馬を、何をするのよとでも言いたげに、美香は乳首を勃起させ、ヒダをヒクつかせ、尻を妖し気に振りつつ睨み据えるのである。
A married woman who feels sexually excited
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アップデート 2024/02/21 12:45
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