四畳半での謝礼 ~すっかり火照った人妻の肢体に若さが暴走~
その、あかりとの体験が功を奏したのか、あゆみのアソコを直視しないままに背後から責めたりすると、思った以上に寸止めが効く。
串刺しにした状態で乳房を弄ると、例の薬が効いてきたのか躰をわななかせ、尚の事あかりとシタときはどうだったのか訊いてくる。
女は漢と違い、快感は一気に上昇しない。 しかし一旦上昇し始めると、自分ではどうにもならない域に達する。
哲也はあゆみがそうなるよう執拗に攻めておいて、あかりとのことについては一切答えず、ぽつりぽつりと薬のことについて問うた。 締め付けてくるとストライドを取り損ね抜けてしまった風を装い、入り口付近で右往左往させた。
あゆみは半べそで、詳しくは知らないと繰り返し、腰をくねらせ挿し込みを要求してきたが、こちらとしても本気で締め付けられたのでは身が持たない。 相手にしなかった。
女に慣れていない風を装って、股間同士密着させてはいたが、挿し込まず極限まで勃起した棹の峰を使い、クレバスを幾度もなぞった。
それでいて、乳房や尻はちゃんと揉み解した。
あゆみは幾度となく手を伸ばし、亀頭冠を秘口に導いたが、哲也はわざと素人ぶって上滑りさせた。
言えるはずもない。 メロドラマを見てるうちにヘンな気持ちになってフラフラと街に出かけ、自分の方から声をかけ、その日のうちに深い関係になったという。
今回に限らず、亭主の留守に、そうやって頻繁に漢漁りに出かけていたという。
初めて出会うもの同士、隠れ潜みながら絡み合う刺激が忘れられなくなり、深みにはまっていった。
最初は1対1で出逢ってたものが、興味本位から知り合いを呼び出し絡む様子を魅せ付け、そのうち物足りなさを感じ、写真まで撮らせたという。 興奮のあまり、3Pに発展するのに、そう時間は要しなかったようなのだ。
自分で告っておきながら、自分で興奮し始めていた。
哲也にしてもそれは同じだった。 尻に触れていた手に力がこもり、それでも我慢できなくて射精感を訴えると、あゆみはしばらく動きを止めてくれる。
勃起が余裕を取り戻すまで膣奥でギュッと締め上げたまま待ってくれる。 ここいらが哲也にはうれしかった。
こういった状態が繰り返され、もっと刺激が欲しくなってきたとき使われたのが、その薬だったようなのだ。
そこから先、一方では見るからにモテそうにない、汚らしい男に旦那に内緒と称し高値で躰を売り、他方稼いだお金で薬を手に入れ複数の漢にお金を貢ぎ嬲ってもうということを繰り返したらしい。
「…じゃあ僕に声をかけたのは要するに…」
「そう、 そこいらの女がみんな同じことをやりだし、漢にありつけなくなったのよ」
情けないでしょと、言い終わるやいなや躰を弓なりの仰け反らせ、あゆみは肉胴を締め上げにかかった。 話しを聞くことに夢中になっている間に、根元まで呑み込まれていたらしい。
ご無沙汰には違いないが、タダで良いから抱いてほしいと願っても、もう誰も相手してくれなくなったと嘆くこの女の言い分は、その様子からもまず間違いないと思われた。
「相手はどんな男だった。 場所は あんたは最初っから逝かされたのか」
何時しか話しに引き込まれていた。 分身を包み込んでくれる柔肌を、愛おしく思い始めると同時に、あの夜の公園で感じた嫉妬というものが沸き起こって来た。
人妻の下着はとうに躰から離れ、床に投げうってある。 この体勢に自ら進んで持ち込んだということは、中に出しても差し支えないと受け取った。
たとえそうでなかったにしても、哲也はもう引き抜くに引き抜けなかった。 すさんだ生活を送った末にありつけた女体の味は、どうにも捨てがたかった。
人妻は、目的をもって責めでもしない限り、身体ごと持っていかれそうになるほど肉胴を心地よく締め付けてくるのだ。
引き抜いた時に棹にまとわりつきながら溢れ出る蜜の、あの酸いような香りにしても、この時の哲也にとってあまりにも芳しく、危険と分かっていてなお、結合を解き難かった。
結局哲也は、訊きたかった答えを最後まで聞けぬまま、あゆみの体力が尽きるまで中を掻き回し、彼女と次の約束まで交わしてしまっていた。
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アップデート 2024/02/21 12:45
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