四畳半での謝礼 ~人妻を賭けた格闘~
哲也の存在に気付いた漢がこちらを向いた。
目立った動きはないが、闇夜に浮かぶその表情は怒りに目が光り輝いてるようにも見える。
助けようと哲也が駆け付けたにしては女は、一体何が起こったのか分からず、先ほどまで害を及ぼしていたはずの漢の陰に隠れ、縮こまっている。
哲也が飛び出してきたことで状況は変わった。 にも拘(わ)らず、女はこの場から逃げようとはしなかった。 漢はそれほど好みじゃないとはいえ、飛び込んできた哲也も味方とは限らない。
多少救いに思えたのは、飛び込んできた哲也から身を守ってくれっるよう女が、漢に頼まなかった点だ。
(俺はお呼びじゃない…わけでもなさそうだな…)
哲也は自分は正義であると証明するしかないと思ったら声が出た。
「そこのアンタ、強○は止めたらどうです? さっきから嫌がってるでしょう。 それとも人を呼びますか?」
有りもしないのに、さもポケットに携帯を忍ばせてるが如く手を突っ込んだ。
「なんだ? テメエは」
どすの効いた声で漢が凄んだ。
官能小説 「悪夢のナースコール」 第1話 “嫉妬” Shyrock作
ジャンル:看護師、凌辱
話数:全7話
ヒロイン:イヴさん(役名:早乙女衣葡)
すべては女の嫉妬から始まった。
物語は都内の大手私立病院。主人公は早乙女衣葡(さおとめ いぶ)25歳。
院内には200人を超える看護師が勤務しているが、その中でも類まれな美貌と魅惑的な肢体を備えた衣葡は医師や患者たちからも注目の的であった。
容姿だけでなくいつも朗らかで性格もよく、そばにいるだけでその場の雰囲気が華やぐほどの魅力を持ち合わせていた。
そんな衣葡を遠くから羨望のまなざしで見つめ快く思っていない一人の看護師がいた。
彼女は衣葡と同期で名前を山本詩織(25歳)と言った。
彼女もまた衣葡に勝るとも劣らないほどの美貌を備えていたが、底意地が悪く人一倍嫉妬深い性格であった。
仕事っぷりも真面目な衣葡とは異なり、態度や行動面もだらしがなかった。
当然そんな詩織に対する医師たちの評判も良くなかった。
良いうわさも悪いうわさも狭い病院内だとすぐに拡がってしまう。
近頃は衣葡を絶賛する言葉ばかりが詩織の耳に届いた。
「衣葡さんは美人だけど全然気取ってないしすごくいい子だね」
「まったくだね。仕事もよくできる上に気配りもあるしね」
「彼女にしたいくらいだよ」
「あれほどの子なら彼氏いるんじゃないか?」
その他連絡事項
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アップデート 2024/02/21 12:45
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