四畳半での謝礼 ~お礼にと、乳房を差し出す女を前に困惑する哲也~
それも、こんなおっぱいじゃ嫌なのかと問うてくる。 呑まず食わずの生活が続き、意識を保つのさえ懸命だったはずなのに、目の前に異性を突き付けられると、どこにそんなエネルギーがと思えるほどの浅ましい反応が沸き起こった。
頭に思い浮かぶのは、これから行わなければならないであろう、女と対等に渡り合えるだけの男らしさを保つこと。 いうなれば先ほどまでは恥でしかなかった漲りを、今度ばかりは維持なければならないような気になった。
「こんなになってても?」
哲也が問われたことに素直に応えないものだから、女は晒した手前引っ込みがつかず、これでもかというほどおっぱいを脛と言わず股と言わず擦り付けてくる。
「いや、だからどうだとか、一言も言ってないです」
見ればわかるだろうと言いたかった。 この時すでに女は、上着など着てないに等しいような状態になっていたのだ。 露出した素肌が、漲りを捉えて離さない。
そこにもってきて、胸元をだらしなく開け、ブラからポロリとおっぱいを片方だけこぼし、今一番敏感になっているであろうところにグリグリと擦りつけてくる。
「静 シンデレラキャット」 第4話 Shyrock作
今俺は俊介ではなくネコのレオなのだから遠慮はいらない。
俺はここぞとばかりに真上を見上げた。
(うほ~~~~っ!見えた~~~!絶景かな~~~~~!)
ガラス椅子を通してだが、静の純白パンティが見えた。
しかも女性の一番大事なところを覆うデリケートゾーンが丸見えではないか。
一瞬だが俺の身体中の血がすべて一箇所に集中するような錯覚に陥った。
(くう~~~~~!素晴らしい~~~~~!鼻血が出そうだあ~~~~~!)
俺はもう一度しっかりとクロッチを見つめ直した。
するとクロッチの中央には、薄っすらではあるが女を証明する凹みがはっきりと見てとれた。
(ど、どひゃあ~~~~~!おろろろろろ~~~~~!はぁはぁはぁ、はぁはぁはぁ~~~)
ドックンドックンと胸が鼓動が高鳴っている。
俺は無意識のうちに、舌を出して「ハァハァ」と息を吐いていた。
もしも現在人間の状態であれば、おそらくエロくてだらしない表情になっていただろう。
ところが現在幸いにもネコである。
人間であれば「舌出しハァハァ」は助平男の典型的仕草だが、皮膚呼吸できないネコであれば体温調節のため頻繁に行なう仕草だから別に珍しくもない。
ゆえに静に気づかれることは先ずないだろう。
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アップデート 2024/02/21 12:45
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